2018.6.11

デビアスが合成ダイヤモンドブランド「Light Box」を立ち上げる!?

120年以上の歴史を持つデビアス社から驚くべき発表が行われました!ミレニアル世代(若年層)をターゲットにした合成ダイヤモンドブランド“Light Box”を今秋立ち上げると言う事です。

デビアスは1881年にセシルローズにより創立し、2018年現在も天然ダイヤモンドのみに拘り事業を行ってきました。 私の目からは合成ダイヤモンドに対してネガティブな考え方だと認識していましたが、近年合成ダイヤモンドの急激な成長に煽りを受けたのでしょうか。 デビアスが造り出す合成ダイヤモンドは、天然のダイヤモンドと判別が不能な程高精度です。その為“Light Box”には一目でそれが合成ダイヤモンドだと分かる様にレーザーで刻印を入れるそうです。 その価格は、天然ダイヤモンドの10分の1程。正直、安い様な高い様な・・・ミレニアル世代が求めているのはもっと安価なライトジュエリーの様な気もしますが、今後の展開から目が離せません。

近年合成ダイヤモンドは急激な成長を見せ始め、国内でも販売されているのを何度か見かける程です。何故急成長したのか? それは一度に大量の合成ダイヤモンドを造る事に成長したからです。 実は、合成ダイヤモンド自体の歴史は1950年程から続いていました。当時は精度が低く、すぐに合成ダイヤモンドだと判別されてしまう程でしたし、製造コストが非常に高かった為流通する事はありませんでした。 近年その技術は急激に成長し、一度に高精度な合成ダイヤモンドを大量に生成する事が出来る様になりました。国内に流通しているダイヤモンドも、もはや天然か合成か判別が付きません。 信じられない話かもしれませんが、鑑定機関に鑑定を依頼しても天然と同様に鑑定結果が返ってきます。

私たちは天然ダイヤモンドのみの販売を行うブランドですので、合成ダイヤモンドに対する考え方はネガティブです。 しかし、合成ダイヤモンドが良くないという事では無く、合成ダイヤモンドを天然ダイヤモンドとして販売する事が良くないという事ですね!

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