2018.6.11

2015年に上海で天然として販売していたダイヤモンドの14%が合成ダイヤモンド!?

衝撃的な話かもしれないですが、合成ダイヤモンドを造り出す技術は急速に発展しています。そして、プロの鑑定士でも合成ダイヤモンドを見破る事は非常に困難な状況となっています。 「何故鑑定士も騙されてしまうのか!?」簡単に言えば、合成ダイヤモンドも人間が造り出した「ダイヤモンド」だからです。 生まれた場所が鉱山なのか、機械の中なのかだけの違いです。したがって、鑑定士が鑑定しても“科学組織がダイヤモンドと同じ”為、天然のダイヤモンド同様に鑑定されてしまうという事が起きています。

国内最大手の鑑定機関CGL中央宝石研究所がその内容について触れています。
HRDアントワープ 『合成ダイヤモンドセミナー』報告 | 中央宝石研究所(CGL)
記事は2016年1月に書かれた物ですので、現在は更に高度な技術を用いて合成ダイヤモンドを生成されていると言っても過言ではありません。

国内でも近年多く報告が上がり始めましたが、それは既に氷山の一角でしかありません。 驚くべき事に、2015年に上海で新品として販売されていたダイヤモンドの14%以上が合成ダイヤモンドであったとのニュースもあります。 現在はその時以上に高度な技術もあり、安価で精巧な合成ダイヤモンドを造る事が可能となっています。

実際に私もSNSで合成ダイヤモンドを天然ダイヤモンドとして販売している業者を何社か見かけました。 当然その合成ダイヤモンドは日本国内にも流通してきているという事は言うまでもありません。 近年、デビアスグループの専属鑑定機関IIDGRでは合成ダイヤモンドを選別する為の特殊な機械を開発しました。 これにより、そのダイヤモンドが“天然”か“合成”かを選別する事が出来るようになりました。 しかし、それ以外の鑑定機関でダイヤモンドの鑑定を依頼した場合、合成ダイヤモンドのチェックは特殊な検査となりますので行う事はありません。 イミテーションで無い事の証明は採掘された場所からの一貫した流通経路“トレーサビリティー”を明確にする事以外方法がありません。 5C DIAMONDが扱う全てのダイヤモンドはデビアスグループの鉱山で採掘され流通した物に限っています。

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