ピンクダイヤモンドの産地として最も有名なのは言うまでもなくオーストラリア アーガイル鉱山産ですが、アーガイル鉱山以外でもピンクダイヤモンドは産出するのをご存知ですか?アーガイル鉱山からピンクダイヤモンドが採掘され始めたのは1980年頃、イギリスのリオティント(鉱山採掘業者)の手により採掘がスタートしました。それ以前はピンクダイヤモンドと言えばアフリカとして認知されていたのですがその産出量の少なさから幻の様な存在だったのだと思います。
現在でもその産出量は極めて少ないのは言うまでもありませんが、アフリカ産もアーガイル鉱山産からの産出が殆どブラウン系であるのと同じ様にこの様な美しい色をしたピンクダイヤモンドは殆ど産出しません。オレンジ系のカラーやブラウンが混色しストレートなピンクは極めて稀で、さらに色が濃く鮮やかな個体はダイヤモンドの結晶構造がアーガイルと違うため圧倒的に少ないです。その反面、アフリカ産はとても透明度が高く見た目がキラキラして綺麗な個体が産出する事で知られています。更には、サザビーズ、クリスティーズなどの有名オークションにて落札される10ctを超える大きなサイズのピンクダイヤモどの多くはアフリカから産出したものと言われています。つい最近もアンゴラで1史上初の70ctを超えるピンクダイヤモンドが産出した事で有名です。ご興味のある方は「【速報】200億!?アンゴラの鉱山から産出された170ctピンクダイヤモンドの原石!」こちらの記事をご覧ください。
さて、今回ご紹介するこちらのピンクダイヤモンドですが、色〝Fancy Intense Purplish Pink〟、そしてこの透明度〝VS2 TYPE2A〟、シェイプ〝PEAR〟どれをとっても申し分無いグレードと言えます。クラリティーグレードがVSクラスという4C評価以上にこの透明感が本当に素晴らしいです。それを裏付ける様に、こちらの個体はタイプ2A(結晶中に窒素、ホウ素をほぼ含まない純粋な炭素の結晶体)という評価がなされています。これもアーガイル鉱山ではあり得ない評価となりますのでアフリカ大陸から産出したこのピンクダイヤモンドの特徴とも言えます。コレクションとして、資産としては勿論ですがジュエリーへの加工もとてもおすすめです。
Sold Out
所在地 | 日本 |
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状態 | ルース |
重さ | 0.20ct |
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色 | Fancy Intense Purplish Pink |
形状 | ペアシェイプ |
透明度 | VS-2 |
蛍光性 | Faint |
寸法 | 4.85 × 2.80 × 1.94 mm |
鑑定機関 | GIA/CGL |
[アーガイル] 天然ピンクダイヤモンドルース 0.35ct, Fancy Vivid Purplish Pink, Radiant Cut, VS-2, GIA & ARGYLE
[アーガイル] 天然ファンシーインテンスパープリッシュピンクダイヤモンドルース 0.21ct, Fancy Intense Purplish Pink, Princess, SI-2, GIA & ARGYLE
天然ファンシービビッドピンクダイヤモンドルース 0.24ct, Fancy Vivid Pink, Radiant, SI-1, GIA