Pink Diamond Blog
【速報】200億!?アンゴラの鉱山から産出された170ctピンクダイヤモンドの原石!
2022年7月下旬、アフリカ南西部のアンゴラから170ctもの大きさのピンクダイヤモンド〝ルロ・ローズ〟の原石が採掘されました。この名の由来は、採掘された鉱山、ルンダノルテ州にある〝ルロ鉱山〟より採掘された事により鉱山名に因んでこの名がつけられたそうです。
CNN.co.jp. 「170カラットのピンクダイヤ発見、過去300年で最大か」.
https://www.cnn.co.jp/style/luxury/35191178.html
170ctというサイズは勿論史上初の事で、今までで最もビッグサイズのピンクダイヤモンドは1999年に南アフリカのデビアスの鉱山から採掘された通称〝ピンクスター〟と呼ばれる59.60ct(研磨後)のピンクダイヤモンドです。ピンクスターは研磨後59.60ctとなりましたが研磨前はなんと132.50ctものサイズでした。
カラーはピンクダイヤモンドのカラーグレードで最上級レベルの〝Fancy Vivid Pink〟ファンシービビッドピンク、そしてクラリティーグレードは〝IF〟インターナリーフローレス(不純物を全く含まない)というまさに完璧なグレードで、これこそまさしく奇跡の1石と呼ぶに相応しい1石だと思います。
CNN.co.jp. 「大粒ダイヤ「ピンクスター」、過去最高の79億円で落札 香港」.
https://www.cnn.co.jp/business/35099311.html
採掘された後20ヶ月もの歳月を経て59.60ctの完璧な1石にカットされた訳なのですが、これだけの歳月をかけるのは、少しでもカットの計画を見誤ればこの奇跡の個体の価値を半減させてしまうかもしれないからなのです。132ctものサイズのピンクスターから当然大きくカット出来れば一番良いと思いますが、原石の中には不純物が多く含まれる為その不純物を交わしながら尚且つ大きく美しくカットするという神がかった技術がダイヤモンドカッターには求められるのです。その後GIAによりグレーディングされその姿がお披露目されるという流れです。
CNN.co.jp. 「170カラットのピンクダイヤ発見、過去300年で最大か」.
https://www.cnn.co.jp/style/luxury/35191178.html
今回のピンクもここから長い月日を経てカットされる訳ですが、注目されるのはカラーグレード、そして研磨後のサイズでしょう!半分ぐらいのサイズとなったとしても85ctとピンクスターを大きく上回る事になりますし、100ctを超えるサイズが残った事を考えるとその価値は計り知れないでしょう。カラーグレードやクラリティーにもよりますが日本円で150億、200億を上回る可能性もあります。今後の動向から目が離せません!
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