Pink Diamond Blog
香港で開催されるクリスティーズに16ctのパープルピンクダイヤモンドが出品!?その驚くべき予想価格とは!
2021年5月に香港にて開催される世界的オークション、クリスティーズに16ct近くの大粒なピンクダイヤモンドが出品されると報じられました。
2020年11月にも、ロシア産の非常に美しいピンクダイヤモンド14.83ctが出品され28億円もの価格をつけジュネーブで開催されたオークション、サザビーズ落札されました。このダイヤモンドは1911年初演のロシアのバレエに因み「バラの精」と名付けられました。
ロシア産のピンクダイヤモンドは採掘された当初は28.75ctものサイズでしたが、1年がかりでカットを行い14.83ctの美しいオーバル(楕円形)にカットされました。カットを行ったのはカナダのアルロサというロシアのダイヤモンド採掘企業です。
今回出品されるピンクは既にリングとして完成しているもので、センターにセッティングされた大きなピンクダイヤモンドは、〝Fancy Vivid Purple Pink〟上質で鮮やかなやや紫がかったピンクで、サイズは15.81ctものサイズとなります。
さらに驚くべき事に、今回出品されるピンクダイヤモンドはタイプⅡaに分類される極めて希少価値の高いものなのです。通常のダイヤモンドの100分の、それ以上の希少性です。
※ダイヤモンドの多くは殆どが窒素、ホウ素を含むタイプⅠに分類されますが、極稀に、窒素、ホウ素を全く含まない個体が存在し、その様な個体はタイプⅡaに分類されます。(こちらのお話はまた詳しくご紹介させていただきます。)
毎回サザビーズやクリスティーズに出品される様な希少価値の高い宝石には名前がつけられますが、このピンクには〝サクラダイヤモンド〟という和名が付けられたそうです。
そんな希少価値抜群なこのピンクですが、どれぐらいの価格で落札されると予測されているかと言うと2500万ドル~3800万ドルだそうです。最も低い予想だとしても、ロシアのバラの精と同額程の予測ですが結果は一体どうなるのでしょうか?
ロシアのバラの精は丁度ARGYLE鉱山閉山とタイミングが同じでしたが、それから数ヶ月でピンクダイヤモンドの価格は驚く程高騰していますので3800万ドルを大きく超えるかもしれませんね!
このピンク以外にも、4.19ctのハート型のピンクダイヤモンド「Fancy Vivid Pink」や50ctを超えるブリオレット型のダイヤモンドも出品予定だそうです。
また結果が分かり次第ブログでご報告させていただきます。
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※当記事の内容は一個人による見解であり、価格の高騰を保証するものではありません。購入についてはご自身の判断でお願いいたします。
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