ピンクダイヤモンドの最大の評価ポイントは当然〝色〟の濃さ、鮮やかさが最も重要なポイントとなります。このピンクダイヤモンドの特徴はその形状、そしてアーガイル産の個体には珍しい透明度がとてもクリアーであると言うことなのです。ダイヤモンドのカットで最も人気の高いカットはラウンドブリリアントカットです。その理由は、ダイヤモンドを最も美しく輝かせる事が出来る究極のカットだからなのです。ダイヤモンド内部に入った光は、屈折を繰り返し美しいブリリアンシー(ピカピカ)シンチレーション(キラキラ)ファイヤー(七色)をうみ出します。ピンクダイヤモンドは色の濃淡、鮮やかさが重要と話しましたが、当然それに加えて美しく輝くダイヤモンドは希少価値が高くとてもレアな存在です。では、全てラウンドにカットすれば良いのでは?と思われる方も多いと思いますが、ダイヤモンドは産出してからどの様にカットすればその原石から歩留まり良く(大きく)削り出す事が出来るのか、又はダイヤモンドの欠点となる不純物を含めず透明度の高い個体を生み出せるかなどの計画が行われます。原石に対して最も価値の高いダイヤモンドを削り出す為です。ピンクダイヤモンドも当然輝りの強さを最大限に引き出す〝ラウンドブリリアントカット〟にカットする事でより美しく輝く一石を生み出すことが出来るのですが、その為には大きな犠牲を払う事となります。ラウンドブリリアントカットは、その他のカットに比べてパビリオン部(ダイヤモンドを側面から見てガードルより下の部分)をシャープに削る事になります。その結果、ピンクダイヤモンドの生命とも言える色の濃さを犠牲にしてしまう恐れがあるのです。更にその他のカットに比べ歩留まり率が悪く非常にロスが大きいのも欠点なのです。その為ラウンドブリリアントカットを施す原石は、原石レベルでそもそも色がしっかりしているものが選ばれる事になりますので、ラウンドブリリアントカットを施されているピンクは原石の美しさを象徴する様な形状とも言えるのです。更に珍しい事に、通常ピンクダイヤモンドは原石自体が歪んでる為輝りの強い個体は少ないのですが、こちらのピンクはなんと七色の輝きを発して見えます。是非一度サロンでご覧ください。
Sold Out
所在地 | 日本 |
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状態 | ルース |
重さ | 0.224ct |
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色 | Fancy Pink |
形状 | ラウンドブリリアントカット |
透明度 | SI-2 |
蛍光性 | Midium Blue |
寸法 | 3.90x3.91x2.40 mm |
鑑定機関 | GIA / CGL / ARGYLE |
[アーガイル] 天然ピンクダイヤモンドルース 0.35ct, Fancy Vivid Purplish Pink, Radiant Cut, VS-2, GIA & ARGYLE
[アーガイル] 天然ファンシーインテンスパープリッシュピンクダイヤモンドルース 0.21ct, Fancy Intense Purplish Pink, Princess, SI-2, GIA & ARGYLE
[アーガイル] 天然ピンクダイヤモンドルース 0.371ct, Fancy Vivid Purplish Pink, Radiant Shape, SI2, CGL & ARGYLE