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ピンクダイヤモンドを資産として所有するメリットとデメリット

ピンクダイヤモンドを資産として所有するメリットとデメリット

最近ではTVなどのメディアでもアーガイル鉱山閉山などの情報が多く紹介される様になり、ピンクダイヤモンドを資産として所有したいと考える方が増えて参りました。

この記事では、今後ピンクダイヤモンドを所有したいと考えられている皆様へピンクダイヤモンドを所有する事のメリット、デメリット、注意点などを分かりやすくご紹介させて頂きます。

ピンクダイヤモンドを資産として所有するメリットとは?

1. 産出していたメイン鉱山(アーガイル鉱山)閉山により今後価値が上昇する可能性がある

2020年11月に閉山した後、アーガイル産である事の証明がついたダイヤモンドは全てと言っても過言では無いほど多くのダイヤモンドの価格が上昇しました。アーガイルの証明書が無くともアーガイルと一目で分かるような個体や希少価値の高いカラーは既に値上がりを始めています。

世界中の誰もが考える事は皆同じで、アーガイル産の証明がついたものにプレミアがつくと考えた事で人気が集中して価格が上昇したものと考えられます。アーガイル鉱山はピンクダイヤモンド総産出量の90%以上を産出していた鉱山です。

現在はロシア、南アフリカ、カナダの鉱山から少ない量ですが産出していますが、アーガイル産のピンクとはそもそも色の系統などが違い、例えばロシア産のピンクはパープル味が強く少しグレイが混じった様な色味に感じられます。アフリカ産のピンクの多くは色が淡くアーガイルの様な濃い色合いのダイヤモンドは殆ど産出しません。その代わりアーガイルでは滅多に産出しない2ctを超える様なラージサイズや中には世界の有名オークションに出品される程の大きなサイズ60ctに迫る程の大きさにカットされたピンクダイヤモンドも産出しています。

今回閉山した鉱山はアーガイル鉱山ですが、その影響はアーガイル以外で産出するピンクにも大きな影響をもたらすと考える方が自然です。

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2. 身につけて楽しむ事が出来る

宝石を所有する一番の楽しみは、その宝石を身につけて楽しむ事です。ピンク色に輝くとても美しい宝石は他の宝石とは一線を引く存在です。指輪などのジュエリーに加工すればいつでもその美しさを自分の目で楽しむ事が出来ます。

ピンクダイヤモンドの事を知っている方が目にすればその希少性の高さから注目の的になる事は間違いありません。

現在宝石店の店頭でピンクダイヤモンドのルース(裸石)やピンクダイヤモンドをメインにあしらったジュエリーを販売している店舗は殆ど目にしません。その為、あなたが身につけているピンクを目にした方から羨ましがられたりする事での優越感はピンクダイヤモンドを所有し身につける大きなメリットとなります。

ダイヤモンドは身に着けて楽しめる資産

3. もしものときに持ち運びがとても便利

ダイヤモンドは1ctで僅か0.2g。ピンクダイヤモンドで1ctのサイズとなると個体によっては1億を超えるものも当然存在します。

1億円の紙幣はアタッシュケース1個分で重さ凡そ11Kg程、金ならば1g/7300円(2021年12月現在)13.7キロ程となリますので紙幣や金塊を自宅で保有される方は滅多にいらっしゃいませんが、もしもの時にダイヤモンドならポケットに入れて運ぶ事が出来るというとても優れた性質があります。

1億円相当の重さ比較 紙幣・金・ダイヤモンド

4. 金と同じ様に世界基準でのインフレ対策

ダイヤモンドは金などと同様にとても信頼のおけるインフレ対策アイテムです。資産防衛ダイヤモンドとも呼ばれ、海外はもちろん、国内でもとても人気があります。有事の際や世界的な危機、紙幣の価値が大幅に下落するなどにも強く、リーマンショックやコロナウイルスが蔓延してからもその価値を下げる事はなく価値は上がり続けているのです。いざと言うときには売却や物との交換も可能です。

ダイヤモンドの価格変動

売却を検討する際は信頼のおける買取り店、又は購入された店舗での査定が必要です。買取り店によっては買取り金額に対する大きな差があります。透明ダイヤモンドに於いては4Cと呼ばれるグレード(Carat重量、Collor色、Clarity透明度、Cut)である程度の査定がなされる為、ピンクダイヤモンドと比べると買取り基準がわかりやすいです。ピンクはそれに色の濃淡、トーン、産地、鑑定書の発行元がどこかなど複雑な基準が存在しますので買取り金額にとても大きな差が生じる可能性があります。

ピンクダイヤモンドを所有する事のデメリット

1. 盗難や紛失する可能性

資産としてダイヤモンドを所有する際に皆産が一番リスクに感じるポイントは〝紛失すること〟では無いでしょうか。

ダイヤモンドはとても高額であっても、ピンクダイヤモンドの場合僅か0.2ct程の個体でも1,000万円以上の価値があるものも存在します。金の延棒と比べればサイズはとても小さく、なくなってしまうのではないかと不安に感じる方は多いのではないでしょうか?

勿論、家で保管していた場合など空き巣などのリスクも十分考えられます。私もピンクダイヤモンドを所有する際の最大のリスクはこの点だと感じていますので、この点に関してはダイヤモンドを資産として保有を考えられる方は十分注意して所有する必要性があります。

2. ジュエリー加工して使用している際の割れ、欠けに対するリスク

ピンクダイヤモンドを含め全てのダイヤモンドはとても硬い物質で、特にピンクダイヤモンドはロシアや南アフリカで採掘されるダイヤモンドに比べ硬い物質であると言われています。しかし、それは引っ掻き傷などに対しての硬度の事で、ダイヤモンドはある一定方向からの衝撃に対してはとても弱いです。それはダイヤモンドのウィークポイントとも言える劈開性と言う性質が原因となっており、劈開方向への強い衝撃はダイヤモンドを容易に欠けさせたり割ったりすることに繋がりますので十分注意が必要です。

3. 換金を希望する際の流動性の悪さ

所有しているピンクダイヤモンドの換金、売却を希望される際、透明のダイヤモンドに対して流動性が悪いと言うのもデメリットの一つです。ピンクダイヤモンドはダイヤモンドでありながら、その資産価値としての性質は絵画などの様な1点物のアート作品に似ています。

4Cと呼ばれるCarat Collor Clarity Cutで凡その買い取り金額をはじき出す事ができる無色透明なダイヤモンドに対して、ピンクダイヤモンドは、色の濃淡、彩度、鑑定機関、産地証明の有無などがそれにプラスされて影響してきます。

【買い取り店に依頼する場合】

一般的な買い取り業者に買い取りを依頼すると、ピンクダイヤモンドに対する知識があまり無い買い取り店の場合適切な価格を見極める事が出来ない為、相場よりも大幅に低い金額で提示される事となります。買い取り業者も商売ですので、安い金額で仕入れようとするのは当然の事です。

その中でもピンクダイヤモンドの価値をしっかり理解している買い取り店も必ず存在しますので、買い取りを希望する場合は、1店舗ではなく最低でも5店舗以上、納得する価格で買い取ってもらえる店舗とで会えるまで根気よく依頼し続ける事をお勧めします。

【買い取り店に行く前に】

買い取り店に行く前に必ず行っておかなければいけない事が〝相場の確認〟です。自分では出来ない場合は購入した店舗などへ一度持ち込み相場を確認しましょう。

購入して店舗が買い取りのライセンスを持っている場合その場で買い取ってもらえる可能性もあります。

【委託販売を依頼する場合】

委託販売とは、皆さんがお持ちのジュエリーを買い取りライセンスを持つ販売業者が一時的に預かり販売を代行するシステムです。

メリットとしては、買い取り業者に買い取りを依頼するのと比べ委託販売は、買い取り相場よりも高い金額で売却が可能となります。

買い取り業者へ買い取りを依頼して売却に成功した価格を〝卸売り価格〟とすると、委託販売は〝小売価格〟ということですので、物によっては買い取り価格より大幅に高い価格で売却が可能になる可能性もあります。

その反面、デメリットとしては売却までに長い時間が必要となるという点と、売却時に委託業者への販売手数料が必要となる可能性がある点です。

今すぐに売却したいという方にはこの方法はあまりお勧めしませんが、小売相場で売却が可能となりますので私はできればピンクダイヤモンドの買い取りに関してこの方法を推奨致します。

さいごに

今回はピンクダイヤモンドを資産とする場合のメリット、デメリットをご紹介させて頂きました。

ピンクダイヤモンドは地球から生まれた奇跡のカケラです。是非そんな浪漫を感じながらピンクダイヤモンドを身につけて楽しんでいただける事が一番のメリットだと思います。

SHINKでは皆さんの運命の一石を世界中からお探しする事が出来ます。

今後ピンクダイヤモンドの所有をご検討されたいとお考えの皆様、是非こちら「公式LINE」へのお友達登録をよろしくお願いします。

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※当記事の内容は一個人による見解であり、価格の高騰を保証するものではありません。購入についてはご自身の判断でお願いいたします。

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Writer 筆者

筆者:ZERO GRAVITY株式会社 代表取締役 今井健詞

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代表取締役, Buyer
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