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本当に大丈夫ですか!?ピンクダイヤモンドをオンライン(ネットショッピング)で購入しようとしている方は是非この記事をお読みください

本当に大丈夫ですか!?ピンクダイヤモンドをオンライン(ネットショッピング)で購入しようとしている方は是非この記事をお読みください

ピンクダイヤモンドは色によりその価値が大きく変化します。国内、国外含めオンライン(ネット)でピンクダイヤモンドが出品されているのを目にしますが、中には色調を整えられているのではないかと思う様なピンクダイヤモンドも存在しています。

今回は皆様がオンライン上でピンクダイヤモンドを購入する際に気をつけてほしいポイントを紹介しますので、購入をご検討中の方は是非ご覧くださいませ。

まずどれぐらい変化があるのかを試してみます!(※両方とも同じピンクダイヤモンドです。)

こちら左側が何も加工せずありのままを撮影した写真。
右側は撮影時にエフェクトをかけて鮮やかさを強調した写真。

無加工の写真とエフェクトでネオンピンクに画像加工された写真

|左側:何も加工せずありのままを撮影した写真。右側:撮影時にエフェクトをかけて鮮やかさを強調した写真

薄いピンクは濃く
オレンジ、ブラウン系ピンクはストレートピンクに
暗めのピンクは明るめに

カメラの設定や照明の調整で色調は自由自在にコントロールが可能です。

どれも同じようなカラーになる、不自然なカラーになる

こういう場合注意が必要です!!

1.どの写真も同じ様な色をしている場合、色調を整えられている可能性がありますので注意ください

ピンクダイヤモンドのカラーは千差万別です。個体により色の濃淡、色調、様々な個性がありその個性こそがとても興味を惹かれるポイントでもあります。そのため、撮影した際に同じ様な色に映ることはなく、双子の様な全く同じグレードのピンクダイヤモンドを撮影してもその違いは歴然としています。

同じアーガイルカラー5Pのピンクダイヤモンドでも色が違います

|同じアーガイルカラー5Pのピンクダイヤモンドでもこれだけ色味が違います。

2.実際にはかなり淡い色のはずがかなり濃く映っている

Fancyが付かないグレードのものが、写真ではかなりはっきりとしたピンクに映っているのを見かけた事があります。人間の目で見て、Fancyグレード以下は1ctを超えるような相当なサイズでない限り、はっきりとしたピンクには見える事がありません。

淡い色のピンクダイヤモンドを濃く加工した画像

|左側:ありのままの写真。右側:色調を濃く鮮やかに加工した写真。

3.自然界ではありえない色に色調を整えられている

不自然すぎるネオンカラーなどは自然界ではありえない色に色調を整えている場合があります。写真の見た目はとても明るくて鮮やかでまさにネオンピンクと思える様なカラーも、実際には全く違ったなどという事はよくある事ですので十分注意が必要です。

元の色とは違う鮮やかな色に加工した画像

|左側:ありのままの写真。右側:元の色とは違う鮮やかな色に加工した写真。

オンラインで購入時のチェックポイント

実際に店舗で購入する際にも言える事ではありますが、必ずデイライトで本来の色をしっかり把握するようにしてください。オンラインの場合は販売店舗へ確認をすることをお勧めします。

1.本来の色の濃さを確認

Fancyが付かないLight PinkやFaint Pinkは、まずピンクと認識するのに時間がかかります。Fancy Light Pinkの評価であったとしても、カラーはそこまではっきりしていない事が多くあります。Faint PinkまたはLight Pinkは実際に肉眼ではほぼ透明にしか見えません。(※人によっての個人差があります。)もし購入検討中の方は、販売者様へ画像加工などが無いかの確認を行うと良いと思います。

淡い色のピンクダイヤモンド

2.本来の色のトーンを確認

色のトーン(色調)はカメラの設定や照明により簡単に変化させる事ができます。オレンジ、ブラウンによった石はストレートなピンク、パープリッシュ系ピンクへ加工することもできます。ピンクダイヤモンドは僅かな色の違いで価格に大きく影響してきます。それ以上に、自分が思った色とは違うピンクダイヤモンドが届いた時にはとてもがっかりしてしまうので、しっかりと販売店へ確認する必要があります。

ブラウンピンクを鮮やかなピンクへ加工した画像

|左側:ありのままの写真。右側:元の色とは違うピンク系の色味へ加工した写真。

正確なカラーを知るためには

デイライト下、太陽光下で無加工の動画、写真(一番ベストはご自身が使用されている携帯電話)の撮影を依頼してみましょう。外で撮影する際はできれば太陽光下と曇っているタイミングの両方確認できると参考になると思います。

ピンクダイヤモンドの色はとても繊細です。ですがその繊細さこそが他の宝石には無いピンクダイヤモンド特有の魅力でもあります。Shinkはピンクダイヤモンドを地球という天才アーティストが数十億年の歳月をかけて創り出した究極のアートだと考えています。

淡いものや暗いもの、色調様々でインクルージョン(内包物)がとても多い宝石種ですが、全ては天然で創り出されたアート作品のため、全ては個体が持つ個性と捉えて楽しんでいただければと思います。

そのためには、まずはピンクダイヤモンドのありのままの姿をご覧いただく事が最重要だと思いますので、ピンクダイヤモンド購入の際は出来れば店舗で直接ご覧頂くのが一番だと考えますが、もし遠方で店舗まで足を運べない場合は今回の記事に書かせていただきました内容を参考にしてみてください。

Shinkでもオンラインミーティングなどを利用しての販売を行なっておりますので、ご希望の方はこちらご予約フォームまたは公式ラインよりお問い合わせくださいませ。

これからも皆まさにピンクダイヤモンド楽しんでいただけるように努めてまいります。

※当記事の内容は一個人による見解であり、価格の高騰を保証するものではありません。購入についてはご自身の判断でお願いいたします。

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Writer 筆者

筆者:ZERO GRAVITY株式会社 代表取締役 今井健詞

ZERO GRAVITY株式会社
代表取締役, Buyer
今井健詞

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