最上級のブライダルストーン「永遠の愛」を石言葉に持つピンクダイヤモンドでプロポーズはいかがでしょうか！？｜東京代官山・名古屋

ピンクダイヤモンドは無色透明なダイヤモンド10,000石に1石の確率で産出される究極のダイヤモンドです。一般的にダイヤモンドと聞くと無色透明をイメージされると思いますが、ダイヤモンドには赤、橙、黄、緑、青、藍、紫、白や黒、茶色、グレー、そしてピンクなど様々な色が存在します。その中でも希少価値の高いカラーの一つとして君臨するのが石言葉に「永遠の愛」の意味を持つ最上級のブライダルストーン「ピンクダイヤモンド」です。

奇跡の宝石、ピンクダイヤモンド

1978年にイギリスのリオ・ティント社によりピンクダイヤモンドのメイン鉱山、西オーストラリア「アーガイル鉱山」が開鉱し、2020年に惜しまれつつも閉山しました。鉱山の規模としてはその当時世界で4番目となる程の規模となりますが、その大きな敷地から毎年産出するピンクダイヤモンドは約300g（1,500ct）と手のひらに収まる程しか産出しませんでした。

さらに驚く事に、アーガイル鉱山が採掘していたピンクダイヤモンドの産出量は世界中で産出する量の約90%以上、全世界から産出するダイヤモンドの年間総産出量が約1億カラット（工業用ダイヤモンドなども含む）その内の僅か1,500カラットしか産出しない奇跡と呼んでもおかしく無いレベルの宝石なのです。

ピンクダイヤモンドの誕生

ピンクダイヤモンドを産出していたアーガイル鉱山産のピンクダイヤモンドは、約18億年前に大陸同士がぶつかり合う大きな衝撃によって誕生しました。まるで三日月の様な形をしたその大陸名を「ヌーナ大陸」と呼びます。

大陸間の衝突で生まれたヌーナ大陸誕生と共に、とてつもないエネルギーが地中奥深くのダイヤモンドの元素（炭素）に加わり、ダイヤモンドの結晶体内部の構造を歪めてしまった事が原因で、奇跡的にピンクという幻の様な色のダイヤモンドが生まれたと言われています。

この間ピンクダイヤモンドは地中奥深くに眠ったままでしたが、約13億年前に起きた大陸間の分裂により再び大きなエネルギーが発生し、地中奥深くに眠っていたピンクダイヤモンドは火山の噴火により勢いよく地中から地表近くまで押し上げられたのです。

この一連の歴史的な流れによりピンクダイヤモンドは誕生しましたが、なぜピンク色に色づいているのかは完全には解明されておらず、謎多きミステリアスな感じが魅力の一つでもあります。そして、通常のダイヤモンドが1億年程で結晶化しているのに比べ、18億年も昔に誕生したダイヤモンドと聞くと地球の神秘を改めて感じさせられます。

アーガイル鉱山産のピンクダイヤモンドはプリンセス

アーガイル鉱山から産出するダイヤモンドの多くは、大きなエネルギーにより結晶構造が歪んでしまっているため多くが歪な形をした原石です。皆さんが想像する綺麗な正八面体のダイヤモンド原石はアーガイル鉱山からは滅多に産出せず、クリバージと呼ばれる歪な形をしたものがほとんど。

ですが、先程の話の中にもありましたヌーナ大陸の誕生と分裂による、この大きなエネルギーこそがピンクとなる秘訣なのです。炭素がとてつもなく大きな力を受けて歪んだことで、視覚的にピンクに見えているというのがピンクダイヤモンドがピンクに見える要因の一つ。ですので、この歪な形をした原石「クリバージ」は最上級のダイヤモンドを産み出す世界一の原石と呼んでも過言ではないと思います。

アーガイル鉱山から産出するほとんどの原石は「クリバージ」、その中から最上級の希少価値を誇るダイヤモンドの中のプリンセス「ピンクダイヤモンド」が誕生するのです。