Moon and Sun Necklace
月と太陽をイメージしてデザインしたダイヤモンドネックレス
空を見上げると当たり前に存在する月と太陽
こちらのジュエリーをオーダー頂きましたお客様のお名前には太陽の〝陽〟という字が含まれており、お客様のお話をお伺いしていく中で、太陽、そして月はお客様にとって特別な存在なのだと感じ、大きな月と小さな太陽、優しく輝く〝大きな月〟の明かりと、力強く輝く〝小さな太陽〟の輝きをジュエリーで最大限表現したいと思い製作致しました。
地球から見れば当たり前の話ですが、月までの距離の方が近い為大きく見え、太陽の方が小さく見えます。太陽の強い輝きが月を輝かせ夜空を優しく照らす、そんなイメージをダイヤモンドを敷き詰めた大きな月デザインと、太陽の様な輝きを放つ1ctのダイヤモンドで表現しています。
丁寧に敷き詰められたダイヤモンドの絨毯
夜空を照らす月の優しい輝きを、特殊な技法でセッティングした高品質なメレダイヤモンドを丁寧に敷き詰めて表現しました。一般的にはこの様なデザインでダイヤモンドをセッティングする場合は〝彫り留め〟というダイヤモンドのセッティング技法が用いられます。
ジュエリーを拡大して覗いてみたことはありますか?
通常の彫り留めはダイヤモンドを金属の中に埋め込んでしまう様な留め方をする事が多いと思いますが、こちらはダイヤモンドを〝宙に浮かせる〟セッティング方法が施されており通常のものに比べて1.5倍以上の輝きを放ちます。
ダイヤモンドを埋め込んでしまう事で、ダイヤモンドに入る光の入射角を奪ってしまい結果的にダイヤモンドの持つ輝きを奪ってしまう事になります。こちらのように宙に浮かせた様なセッティング方法の場合、光の入射角がしっかり確保されている為本来ダイヤモンドが持つ輝き、美しさを十分発揮する事が出来ます。そして、極限まで小さく美しく整えられた爪にダイヤモンドを美しく輝かせたいというクラフトマンの想いが感じられます。
強い輝きを放つ太陽の様な1ctアップのダイヤモンドネックレス
ダイヤモンドを選ぶ際、4C(カラット、カラー、クラリティー、カット)を重視して選ぶ事がよくあると思いますが、今回こちらの太陽のモチーフのデザインに採用したダイヤモンドは一切4C関係なく選んでいます。
通常はダイヤモンド内部の内包物(クラリティー)を見る為に10倍のルーペを用いてチェックを行いますが、肉眼で見た際の審美眼で最も美しいダイヤモンドを選び抜きました。結果的にグレードはFカラー、VS2、3EXのものを採用する事となった訳なのですが、不純物の全く存在しないFL(フローレス)と比べて全く見劣りのしないとても美しい個体です。
こちらのネックレスはクラフトマンからの提案で、少しでも身につけた際にコロコロ転がらないように極力厚みが出ないようにセッティング致しました。とてもシンブルなデザインですが細かい部分まで拘って製作したジュエリーです。
皆さんも世界に一つだけのジュエリーを製作してみませんか?